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2016-01-16 更新
竹内結子、橋本 愛、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一、中村義洋監督
配給:松竹
2016年1月30日(土)全国公開
© 2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会
第26回山本周五郎賞を受賞した、ミステリーの常識を覆す、小野不由美の傑作小説「残穢(ざんえ)」(新潮社刊)が、主演に竹内結子、共演に橋本 愛という、それぞれ世代を代表するトップ女優を迎えて待望の映画化! この度、『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』の完成披露試写会イベントが開催され、主要キャストと中村義洋監督が登壇した。
怪談雑誌『閻』(えん)に、読者の体験談をもとに怪談話を連載中の小説家の「私」役を演じた竹内結子、部屋で奇妙な「音」を聞いてしまう、『閻』の読者でミステリー研究会の部長をつとめる女子大学生「久保さん」役を演じた橋本 愛、「私」と「久保さん」の「奇妙な音」の謎の調査に参加する、作家の平岡芳明役を演じた佐々木蔵之介、平岡に続いて調査に参加する北九州の心霊エピソードに詳しい心霊マニア・三澤徹夫役を演じた坂口健太郎、「私」の夫で心霊現象否定論者のミステリー作家・直人役を演じた滝藤賢一、そして中村義洋監督が登場すると、客席から盛大な拍手と歓声で迎えられた。
キャスト陣と中村監督は、「怖い」を強調しながら、本作について和気あいあいとクロストークし、つい先日、橋本さんが20歳の誕生日を迎えたばかりという話題になると、それぞれが20歳のころの自分に思いを馳せ、なぜか皆ほろ苦いエピソードを披露する場面もあった。
また2016年が始まったばかりということで、本作にちなみ<穢れ>のない清らかな年になるように祈りを込めて、本作をご覧になる方に<穢れ>が残らないように祈って、キャスト陣・監督がお浄め塩入バズーカー砲で、会場全体を清めることに。「3、2、1 発射――!!」の号令で、キャスト陣・監督が一斉に発射ボタンを押すと、塩入ポチ袋が飛び出す仕掛けで、まさに<穢れ>が吹き飛ぶほどの大盛り上がりとなった。
<舞台挨拶内容>
MC: まずはお一人ずつご挨拶をいただきます。
中村義洋監督: こどものころ、肝試しコースやお化け屋敷の演出をするのが大好きだったので、初めて今回は余計なことを考えず、楽しんでつくれました。観終わったあと、監督いじわるだなと嫌いになってもらえたら嬉しいです。
竹内結子: キャストそろって挨拶ということで、いよいよ公開が迫ってきたなという感じです。今までネガティブ・キャンペーンばかりしていたので、ポジティブに切り替えていきたいと思います。
橋本 愛: 今日はぜひ十分に怖がっていただけたら幸いです。
佐々木蔵之介: 怖い映画を安心してみようと思っているでしょ? せいぜい楽しんで帰ってください(笑)。
坂口健太郎: 後に引くじっとり怖い作品は初めてでした。監督の性格の悪さが凝縮されています(笑)。ぜひ怖がっていってください。
滝藤賢一: 今年もよろしくお願いいたします。楽しんでいってください!
MC: まず、竹内さんにお伺いします。小説家の「私」という役は、心霊現象否定論者として、淡々と調査を進めていく役どころですが、役とは対象的に、竹内さんご本人は、この映画の試写も最後まで観られなかったと伺いましたが……。
竹内結子: 一度目は怖くてずっと目をつぶっていたのですが、二度目はちゃんと観ました! 監督に「時計仕掛けのオレンジ」みたいに目をつぶることができない状態にして観させるぞ!と言われまして(笑)。本当に尾を引く作品。ポジティブ・キャンペーンに皆さんぜひ協力してください。
MC: 橋本さんにお伺いします。竹内さんと対称的に、心霊的なものは全然大丈夫と伺いました。この作品に携わって、役作りで、苦労された点や、気を付けた点はどんなところでしたでしょうか?
橋本 愛: 心霊的なものはフィクションの場合は大丈夫です! 撮影ではリアクションの幅や間の取り方など、監督の指示が分かりやすく、びっくりマーク5つの反応でと言われ、演技したあと2つ足して!など、面白かったです。
MC: それでは、監督にお伺いいたします。竹内さん、橋本さんの美女2人を演出されたご感想は? 特に、佐々木さん、滝藤さん、坂口さんの役は、癖のある役でしたが、キャスティングのポイントはどんなところでしたでしょうか?
中村義洋監督: 怖い作品を撮っていることを忘れますよ(笑)。こんな美女2人が普通に道を歩いていたりしないですからね! 男性陣3人は登場シーンがそれぞれ面白いんですよ。どう出てくるかお楽しみに!
MC: 佐々木さんにお伺いします。平岡、という作家は、キャラクターの濃い役柄として印象深く登場しますが、役作りで気を付けた点はどういったところでしょうか?
佐々木蔵之介: “怖いことを面白がろうと、ウザいキャラ演じようと思いました。
MC: 坂口さんにお伺いします。心霊マニア、という独特の役でしたが、監督からは、どんな役作りのヒントを頂いたのでしょうか? どう解釈して演じられましたか?
坂口健太郎: 僕自身、お化けに前のめり少年だったので、実際、幽霊が出てくれたら儲けものという感じでやっていました(笑)。
MC: 滝藤さんにお伺いします。竹内さんと初の夫婦役を果たされて、ご感想はいかがでしょうか?
滝藤賢一: 3回目の共演で、ようやく僕もここまで来ましたよ。夫婦役、光栄です。
竹内結子: 現場で、お互い距離が近くなりましたね~と話したりしてましたね。
MC: 2016年も始まったばかりですが、2016年に挑戦してみたいこと、2016年こそは、克服してみたいことがありましたら教えてください。
竹内結子: 怖い映画をちゃんと楽しんで観られるようになりたいです!
橋本 愛: バレエを習いたいです!
佐々木蔵之介: 目先のことをちゃんとやろうと思って、今日家を出るときに大掃除をしてきました。去年してなかったんで(笑)。
坂口健太郎: スカイダイビングですね。空を飛びたいです!
滝藤賢一: 今まで病的な役ばかりだったので、今年は肉体派俳優を目指します。去年から鍛えてます(笑)! ケイン・コスギさんと共演したいです。
中村義洋監督: 毎年、ダイエットですよ(笑)。今年は本当にやります!
MC: さて今週11日は成人の日でした。橋本 愛さんも12日に20歳の誕生日を迎えられたとのことで、新成人になられたお気持ちをお聞かせくださいますか。
橋本 愛: あんまり変わんないです(笑)。でもお酒が飲めるようになりたいですね。
MC: 本作は<主人公たちが過去の出来事を遡る>ということから、本日はキャスト皆様にご自身を遡っていただきたく思います。竹内さん、佐々木さん、坂口さん、滝藤さん、みなさんそれぞれの20歳の思い出をお聞かせいただけますか。
竹内結子: 三軒茶屋の駅前で自転車を買って、近くのレンタルビデオ屋さんに停めて5分ぐらいで戻ってきたら、なかったんです! それ以来、自転車を買うのをやめました(笑)。20歳の思い出はそれです。
佐々木蔵之介: もう一度大学を受けようと思って勉強してて、成人式に行けなかったんですよ。なので、当日近所の公園の木に向かって、なぜかローリングソバットの練習をしてました(笑)。
坂口健太郎: 僕も仕事で成人式に行けなくて、当日スタッフに「なんでここにいるの?」と言われてました(笑)。
滝藤賢一: 俳優の道に進んだのが20歳でした。無名塾に入って、そこが恋愛禁止だったので、当時つきあっていた彼女と別れ話してたことを今思い出しました……(笑)。
中村義洋監督: 今より25キロぐらい痩せてました(笑)。
<お浄め塩入バズーカー砲発射!>
MC: ありがとうございます~! 竹内さん、橋本さん、お塩のバズーカ砲を打ってみて、いかがでしたか?
竹内結子: 適度な重さで、簡単に押すだけで出るので、気持ちよかったです!
橋本 愛: はい、気持ちよかったです!
MC: 最後に、主演の竹内さんから、これから映画をご覧になる観客の皆さんに、この映画を観てどんなことを感じとってもらいたいか、一言いただけますでしょうか。
竹内結子: 怖い映画が苦手な方、そうでない方がいらっしゃると思いますが、そうでない方、観終わって大丈夫だったと油断しないでください(笑)! 苦手な方はドキュメンタリーだと思って観てください。家まで憑いてきます! 上映終了後に全員に塩入ポチ袋が配られますので、絶対に持って帰ってくださいね。ゆで卵につけてもおいしいですから(笑)!
(オフィシャル素材提供)
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