2013-04-14 更新
ジャン・イヴ・ブロンド、ゴリラ(スクール・オブ・ジャッキー)
配給:角川映画
4月13日(土) 全国ロードショー
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ジャッキー・チェンが自ら体を張ったリアル・スタントから退くことを表明し、最後のアクション超大作となる映画『ライジング・ドラゴン』。昨年末アジア各国で公開され、ジャッキー映画史上歴代No.1のメガヒットとなった。伝説の秘宝を巡り、パリ、太平洋の無人島、中国、そして活火山と縦横無尽に暴れまくるジャッキー。さらに、これまで誰も見たことのない全身ローラーブレードスーツをまとった危険なカーチェイスアクションにも挑戦! もちろん、80年代のジャッキーを髣髴とさせるキレのよいクンフーも満載! ジャッキー史上最高に面白い、最後の超大作がついに日本上陸を果たした。
本作で最も印象的なのは、全身にローラーを装備したスーツを着てのカーチェイスシーン! その元ネタであり、本作のローラー・シーンのコーディネーターである、“ローラーマン”ことジャン・イヴ・ブロンドが、本作の公開と4月7日ジャッキー・チェンの誕生日に合わせて来日した。
フランスで活躍中のブロンドは、過去に山下りで最高時速120kmを記録した人間業とは思えないテクニックの持ち主。劇中と同様のローラースーツを持参し、パレットプラザに登場、ローラーパフォーマンスを披露した。春休み最終日ということで親子連れや若いカップルなど多くのお客さんが足をとめ、一風変わったパフォーマンスに子どもたちは大喜び、大人たちはケータイで写真を撮ったりと賑わいを見せた。
ジャッキー・チェンにローラーアクションを指導したブロンドは、「ジャッキーは優しい男で、しかも強くてエネルギッシュ。面白くするにはどうしたらいいのだろうと一緒に考えたんだ。『難しい』とよくつぶやいたけれど、彼は覚えるのがとても早かった! 撮影しながら練習していて、どんどんうまくなって、最後は完璧だった。『そのうち君よりうまいスケーターになるよ』と言われたから、『僕も君よりいい役者になるつもりだ』と言ってやったよ」と撮影秘話を明かした。
ジャッキー・チェン啓蒙ユニット、スクール・オブ・ジャッキーのゴリラも登壇し、ジャッキーの負けず嫌いエピソードを語った。「ジャッキーは、毎回新しいアクションを取り入れるんです。今回は『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を見て、ドバイの高層ビルからトム・クルーズが飛び降りるアクションをしていたので、もっとすごいことをしようと思ったんでしょうね。トムは世界一高いビルだったから、それなら空を飛んじゃえってなって……本作の高度5000mのダイビング・ファイトを実践したそうですよ」。
また、本物のスタントマンによる生のアクションも披露。椅子を使ったアクション、本作にも出てくるガムを口でキャッチなど思い出のジャッキー映画に出てくるシーンを再現し、お客さんから大きな拍手が送られた。
(オフィシャル素材提供)
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