2013-03-15 更新
「映画を監督することは子供の頃からの夢だった」と語る大和田伸也の積年の想いをかなえる舞台となったのは、生まれ故郷である福井。恐竜博物館、気比の松原、越前陶芸村、能楽の里など、“ふるさと”に生きる人々の姿を愛情たっぷりに瑞々しく描き出す、感動のヒューマン・ドラマが誕生した。
これまで150本以上の映画に出演し、名実ともに日本映画界を代表する俳優・松方弘樹が、「過去に体験したことのない役柄」に挑戦し新境地を開く。
実力派女優の内山理名、鈴木砂羽をはじめ、若手注目株の小野花梨、入江甚儀、さらには『ナイト ミュージアム』のハリウッド女優ミズオ・ペック、高橋 愛、はしのえみ、木村祐一、古舘寛治、あいはら友子、ガッツ石松、村上弘明など、個性豊かな面々が大和田監督のもとに駆けつけた。
美術店の店主・草介(松方弘樹)は悠々自適な毎日を送るも、ひとり孤独を感じていた。そんな草介の姿をいつも店先から見つめる少女(小野花梨)から、「生きてますか」と一言だけ書かれた手紙が届く。
その不思議な手紙に導かれ、草介は少女の母親(鈴木砂羽)と出会い、少女が数日前から家出していることを知る。その頃、少女は恐竜の卵の化石を掘り起こすことが夢だと語る青年(入江甚儀)に出会う。少女の行方を追う草介は青年の姉(内山理名)のもとにたどり着くが、少女と青年は化石の発掘現場を最後に姿を消してしまっていた。
過去に置き去りにしてきた秘密のつながり、そして偶然の出会いが生んだ奇跡とは――。
(2013年、日本、上映時間:117分)
キャスト&スタッフ
監督:大和田伸也
脚本:大和田伸也、大和田健介
出演:松方弘樹、内山理名、入江甚儀、小野花梨、鈴木砂羽ほか
配給
東京テアトル
3/30(土)より有楽町スバル座ほか全国ロードショー
オフィシャルサイト
kyoryu-horou.com
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