2021-09-08 更新
瀧内公美(『火口のふたり』、『裏アカ』)を主演に迎えた春本雄二郎監督(『かぞくへ』)の最新作。
超情報化社会を生きる私たちが抱える問題や矛盾を真正面から炙り出した衝撃作は、瞬く間に世界の映画祭を席巻! 緻密な脚本、迫真の演技、ラストに突きつけられる究極の問いに驚嘆と絶賛の声が止まらない!
主演は、『火口のふたり』(19)で第93回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞に輝き、本作でスペインのラス・パルマス国際映画祭で最優秀女優賞に輝いた瀧内公美。脇を固めるのは『佐々木、イン、マイマイン』(20)の河合優実、『かぞくへ』(16)の梅田誠弘、さらに日本映画界屈指のバイプレイヤー 光石 研ら。
監督・脚本は、日本の片隅で生きる若者たちの葛藤と不器用な優しさを描いた『かぞくへ』の春本雄二郎。そして、長編アニメーション『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の片渕須直がプロデューサーとして参加している。
3年前に起きた女子高生いじめ自殺事件を追うドキュメンタリーディレクターの由宇子は、テレビ局の方針と対立を繰返しながらも事件の真相に迫りつつあった。
そんな時、学習塾を経営する父から思いもよらぬ“衝撃的な事実”を聞かされる。大切なものを守りたい、しかしそれは同時に自分の「正義」を揺るがすことになる――。
果たして「“正しさ”とは何なのか?」常に真実を明らかにしたいという信念に突き動かされてきた由宇子は、究極の選択を迫られる……。
(2020年、日本、上映時間:152分)
キャスト&スタッフ
脚本・監督・編集:春本雄二郎
プロデューサー::春本雄二郎、松島哲也、片渕須直
撮影:野口健司
出演:瀧内公美、河合優実、梅田誠弘、松浦祐也、和田光沙、池田 良、木村知貴、前原 滉、永瀬未留、河野宏紀、根矢涼香、川瀬陽太、丘みつ子、光石 研ほか
配給
ビターズ・エンド
9月17日(金) 渋谷ユーロスペース他全国順次ロードショー!
■ オフィシャル・サイト: bitters.co.jp/tenbin/ (外部サイト)
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