2020-01-21 更新
中井貴一、佐々木蔵之介、広末涼子、友近、森川 葵、山田裕貴、竜 雷太、加藤雅也
中井貴一と佐々木蔵之介がダブル主演する『嘘八百 京町ロワイヤル』の完成披露試写会が都内で行われ、中井と佐々木をはじめ、共演の広末涼子、友近、森川 葵、山田裕貴、竜 雷太、加藤雅也が舞台挨拶に出席した。
本作は、幻のお宝をめぐり古物商(中井)と陶芸家(佐々木)がだまし合いの大騒動を繰り広げるコメディの2年ぶりとなる続編。メガホンを取ったのは、『イン・ザ・ヒーロー』『百円の恋』などの武 正晴監督。
W主演の中井と佐々木は「前回の作品は厳しい寒さの中、16日で作り上げました。2作目が出来て嬉しかったけれど、また苦しい思いをするのかって……。無事に完成して良かった」と撮影時の苦労を振り返って苦笑い。
今回謎の着物美人役でマドンナを務める広末は「着物を着るということで、とりあえず見た目(所作)からと思い、母親から茶道の指導を受けました。タバコを吸うシーンがあって、それはママ友から指導をうけました(笑)」と役作りを振り返る。また、「スピードの速い現場で、必死についていきました」と笑顔で語った。
前回に続いて佐々木の妻役を務める友近は「広末さんの顔に向けて食べているいなりずしをぶちまけるシーンがあって、広末さんがそのシーンを楽しみにしていると聞いて逆に気を使いました」と撮影時のエピソードを話した。広末は「どんなふうにぶちまけるのかって、すごく楽しみにしていました!」と目を輝かせる。劇中、要チェック。
中井のライバルとなる有名古美術店のやり手主人役を務める加藤は全篇が関西弁。「関西人なので、全く問題なかった」と余裕の笑顔を見せる。
若手の人気陶芸家で陶芸王子役を務める山田は「僕は、中井さんと誕生日(9/18)が一緒なんです」と突然明かし、「ほんとに?」と驚いた中井から「今度2人でお祝しよう!」と言われ、満面の笑みだった。
作品について、加藤が「プロデューサーから『寅さんのように毎年のように作りたい』と言われた」と明かすと、中井は「そうなの? 今初めて聞いた。知らなかった」とビックリ。
最後に佐々木は「前回と同じで寒かったことしか覚えていませんが、みんな本気で芝居しています。楽しんでください」と仕上がりをアピール。
中井は「今作がうまくいったら、次回に続くかもしれません。面白かったら周りに伝えてください。面白くなかったら、今日観たということを忘れてください。すべては皆様にかかっています」とアピールして会場に笑いを誘った。
(取材・文・写真:福住佐知子)
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