2019-10-31 更新
原作は精神科医・帚木蓬生の山本周五郎賞受賞作「閉鎖病棟」(新潮文庫刊)。丸善お茶の水店の「感動のあまりむせび泣きました…」というPOPが共感を呼んだ累計90万部を超える作品。
『愛を乞うひと』『エヴェレスト 神々の山嶺』の平山秀幸監督が映画化を実現させた。
各世代を代表するキャストによる愛しき人間味溢れるアンサンブルと、日本映画を支える実力派、個性派が珠玉の人間ドラマを生む。
そして、主題歌は爽やかな歌声を響かせるK。「光るソラ蒼く」を書き下ろし、エンディングを温かく包み込む。
生きづらさを抱える人々に贈る「優しさ」が現代に一石を投じる。
長野県のとある精神科病院。それぞれの過去を背負った患者たちがいる。
母親や嫁を殺めた罪で死刑となりながら、死刑執行が失敗し生き永らえた梶木秀丸(笑福亭鶴瓶)。サラリーマンだったが幻聴が聴こえ暴れ出すようになり、妹夫婦から疎んじられているチュウさん(綾野 剛)。不登校が原因で通院してくる女子高生、由紀(小松菜奈)。
彼らは家族や世間から遠ざけられても、明るく生きようとしていた。そんな日常を一変させる殺人事件が院内で起こった。加害者は秀丸。彼を犯行に駆り立てた理由とは――?
(2019年、日本、上映時間:117分、PG-12)
キャスト&スタッフ
原作:帚木蓬生「閉鎖病棟」(新潮文庫刊)
監督・脚本:平山秀幸
音楽:安川午朗
主題歌:K「光るソラ蒼く」(ビクターエンタテインメント)
出演:笑福亭鶴瓶、綾野 剛、小松菜奈、坂東龍汰、平岩 紙、綾田俊樹、森下能幸、水澤紳吾、駒木根隆介、大窪人衛、北村早樹子、大方斐紗子、村木 仁、片岡礼子、山中 崇、根岸季衣、ベンガル、高橋和也、木野 花、渋川清彦、小林聡美ほか
配給
東映
2019年11月1日 全国ロードショー
■ オフィシャル・サイト: http://www.heisabyoto.com (外部サイト)
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