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2018-05-15 更新
15歳の元日に集団レイプに遭い、加害者の男たちへの復讐だけを胸に生きてきたという雪村葉子による衝撃的な手記(ブックマン社刊)を、、精神科医の和田秀樹監督が映画化した『私は絶対許さない』が、フランスのニース国際映画祭で外国語部門の脚本賞を受賞した。
本作は主人公目線ですべてが撮影される完全主観撮影で、よりリアルにレイプ・シーンなどを描いており、精神科医ならではのトラウマを描く新感覚社会派エロス作品。テアトル新宿で4月7日より2週間のレイトショー公開予定が、性被害に対する社会の関心の高まりもあり、モーニングにも拡大し、現在テアトル新宿での上映は6週目に突入した、ロングランヒットとなっている。
脚本は、寺島しのぶがベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した『キャタピラー』(監督:若松孝二)の共同脚本や『花芯』(監督:安藤 尋)、『四十九日のレシピ』(監督:タナダユキ)等の黒沢久子が担当し、ニース国際映画祭の授賞式では、渡仏していた和田秀樹監督が、代理でトロフィーを受け取った。
その他、外国語部門の最優秀作品賞、最優秀監督賞(和田秀樹)、最優秀音楽賞(2008年プッチーニ国際賞を日本人で初受賞した世界的音楽家・三枝成彰)がノミネートされていた。
主人公の葉子役は、整形後を、数々のミスコンを経て、注目度No.1のグラビア女優として活躍が期待されている平塚千瑛(ひらつかちあき)が、集団レイプに遭う学生時代を、NHK大河ドラマ「西郷どん」にも出演した西川可奈子がW主演で演じ、隆 大介、佐野史郎が出演している。主題歌「迷宮」は元SKE48の出口 陽が担当している。
■ 和田秀樹監督 受賞コメント
本作が海外の人に分かってもらえるか不安でしたが、脚本賞という形でストーリーが評価されたのはとてもうれしいです。
黒沢久子さんの力量は当然ですが、自分の半生をさらけ出してくれた雪村葉子さんにもこの賞をささげたいです。
(オフィシャル素材提供)
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