2016-10-08 更新
『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)、『ピンクとグレー』(16)の行定 勲監督による初のロマンポルノ作。
主演を務めるのは芸人、俳優など様々な顔をもつ板尾創路。映画監督としても2本の作品を残し注目される彼が、全てを失い自暴自棄になっている映画監督の男・古谷を演じる。そして、注目されるヒロインに、透明感の溢れる美しさで注目される新進気鋭の女優・芦那すみれ。これまではBOMI名義でミュージシャンとして活動しており、本作が本格的な映画デビュー作に。もうひとりのヒロインにNHK大河ドラマ「真田丸」の出演など、注目の若手女優・岡村いずみ。慶応義塾大学を卒業した才女で、non-noの専属モデルを経て、現在女優として様々な作品に出演している。2人共に本作が初めての濡れ場シーンへの挑戦となった。
本作は、板尾創路演じる映画監督の古谷が<1週間>、さまざまな年齢層の女性たちと官能的に乱れる姿も必見。さらに、ロマンポルノを代表する女優・風祭ゆきがカメオ出演している。今年、生誕150年を迎えたエリック・サティの名曲「ジムノペディ」の調べにのせ、ラブストーリーの名手・行定 勲監督が、切なく不器用な大人の愛を官能的に描いている。
1週間――。撮れない日々が続く映画監督の古谷(板尾創路)は、鬱屈とした気持ちを抱えながら、肌のぬくもりを求めて女たちの隙間を彷徨っていた。
仕事、名声、そして愛……全てを失った男が、辿り着いた先に見つけた大切なものとは――?
(2016年、日本、上映時間:83分、R18+)
キャスト&スタッフ
監督:行定 勲
出演:板尾創路、芦那すみれ、岡村いずみ ほか
配給
日活
2016年11月26日(土)より新宿武蔵野館ほか順次公開
オフィシャル・サイト
http://www.nikkatsu.com/movie/32955.html (外部サイト)
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